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宮牟禮 郁美…ヒトミ [2014闇夜のスターライト]

時を経て、箱から出された
流れ星。

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細いばん線を斜めに張って、小さな電球を上から滑り台のように落とす、
という、単純な仕掛けだけど、20年以上、使っていなかった道具のようで、
なかなかこんな電子な現代には、使い道がなかったと。
照明さんが「流れ星」と書いた箱を持ってきてニヤリと楽しそうでした。

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ほんとうはすべてのお客さんに見せたかったけれど、
千秋楽にようやく仕掛けが間に合って、
流れたのは一公演だけ。

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正に、幻の星。

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舞台美術さんは、千秋楽が終わってからも、
まだ細工や装飾をしていて、
もう終わったんですよ、と言っても、
終わりを知らない子どものように楽しんで舞台を作っていました。


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ほんとうは、こんなことは良くないことだと思うけれど、
今回はどうしても諦められなくて、
あがいてもがいて、
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幕が開いても変更に稽古にギリギリまで粘って、
客入れ目前まであんなに稽古をしたことは今までなかった。
結局、初日と楽日では全く違う作品にさえなってしまったような気もします。

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私達自身が、ずっと追い続けていたのかな。
スターライト。

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洋行のように、
幻を追い求め続けて、
やっと幕が閉じました。

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演劇って面白いな。
ありがとうございました。


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