木村章法…車掌池田〔・浴衣のおじおば〕 [2015夏夜行カンタービレ]
木村章法…車掌池田〔・浴衣のおじおば〕
は〜…終わってしまいましたね〜
今回は夏を駆け抜けるように稽古し、夏の終わりとともに公演が終わりましたね。今は曼珠沙華もちらほら咲き始めてます。
なんと言っても今回は回転舞台に泣かされました。なかなか車掌二人の息が合わず、ゲネでは椅子を破壊してしまうという(泣)危機も訪れましたが、よしお君のアイディアのおかげで、本番ではなんとかスムーズに回すことができました。
今回の舞台のイメージやアイディアは、多分に自分の若かりしころ、今よりもっと気ままに、夜行列車で全国を旅をしてたころの思いが詰まっていて…
辛いこともあったものの、公演自体は楽しくて仕方がなかったですね。
車掌池田のイメージ自体は、ちょっと前に公開されたお気に入りの映画「Railways」で49歳にして子供の頃の夢を叶えるため、田舎電車の運転手になる中井貴一が演じた主人公。
年をとるにつれ、新しいことへのチャレンジって億劫になるし、セリフも覚えられない…体も動かなくなりますが(笑)…でも、チャレンジしなくなったら人間おしまいだなと思います。Railwaysの中井貴一には遠く及びませんが、いくつになってもチャレンジする
って気持ちには共感できますね…
そして、そんないろんな思いのつまったお話を主軸に、共演の皆さんの生き生きした演技を、舞台美術の呂師さんと照明の豪俊さんのこだわりが、あのころの夜行列車の雰囲気をリアルに再現してくれて…さらに素敵な舞台にしてくれました!
今回ほど、客席から観たかった舞台はないですね〜だから客席から観れた方はラッキーでしたよ
さて、もうすぐシルバーウイーク。夜行列車で旅に出かけましょうかね( ´ ▽ ` )ノ